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最高級のカベルネを造り出すために設立された元祖カルトワイン

石油と天然ガスで財を成したレイ・ダンカンが、1972年に醸造家ジャスティン・メイヤーと共同設立したシルヴァー・オーク。
1960年代後半、ナパ・ヴァレーとアレキサンダー・ヴァレーにいち早く土地を購入。 「ミスター・カベルネ・ソーヴィニヨン」と称される醸造家ジャスティン・メイヤー氏と出会い、カベルネ・ソーヴィニョンに特化したワインを造るためにタッグを組みました。

シルヴァー・オークを代表する言葉『Life is a Cabernet』は、ジャスティン・メイヤー氏によるもの。
カベルネ・ソーヴィニヨンのみを生産し、最高品質のアメリカンオーク樽のみでワインを熟成させるといったシンプルな哲学から始まったワイナリーを表した名言です。
ワイン・スペクテーター誌から「優雅さと繊細さがありながら、まばゆいばかりの明るさがある」と称賛される等、シルヴァー・オークの濃厚ながら上品な味わいが支持され、多くの高級レストランにオンリストされています。

ジャスティン・メイヤー氏の後を継ぐのはダニエル・バロン氏。
フランスのペトリュスで活躍した、輝かしいキャリアを持つ醸造家です。
彼は1994年からシルヴァーオークに参画、念願であったメルロのワインを造るべく、1999年には新たなブランド、トゥーミーを立ち上げました。
いまではソノマにも所有畑を拡大し、ピノ・ノワールやソーヴィニヨン・ブランなどバラエティ豊かなワインを生み出しています。
彼は惜しまれつつ2016年に引退しましたが、元で研鑽を積んだネイト・ワイス氏がワインメーカーを務めています。

こだわりのアメリカンオークは、樽を造る工場のみならず、その原料となる森まで購入して自社で製造しています。 アレキサンダー・ヴァレーとナパ・ヴァレーに畑を所有、元祖カルトワインとして世界中のワインラヴァーから支持を集めています。

アレキサンダー・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョン主体のフルボディ

ソノマのアレキサンダー・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョン主体で造られるワイン。 芳醇さをエレガントなタッチで伝える、繊細さを備えたフルボディです。
自社畑、及びワイナリーが長期契約をしている栽培農家の厳選されたブドウのみを使用。 ワイナリーこだわりのアメリカン・オーク樽で25ヶ月間熟成、瓶熟成15ヶ月の後、リリースされます。

レッドチェリー、ラズベリー、ブラックベリーなど赤系、黒系果実のアロマに、アイリス、バニラ、クローブの香り。 豊かな果実味に素晴らしい酸味が絶妙。スパイスの風味から、深みのあるフルーティーなフィニッシュへと続きます。

芳醇な味わいはすぐに楽しめますが、適切に保管すれば、2047年まで楽しむことができます。